歯並びのリスク

歯並びが悪いと・・・

アメリカでは、矯正歯科治療は珍しいことではありません。
大学進学者のほとんどが経験しているほどで、きれいな歯並びや噛み合わせは健康管理の一つであり、ステータスでもあります。
日本では多くの方が、「きれいな見た目」のための治療と捉えていますが、全身の健康にもつながるのです。
歯並びが悪いことは、単に見た目の問題だけではなく、いろいろな問題が生じることがあります。

●歯列不正が原因でおこることはどんなこと?●

虫歯や歯周炎になりやすい。
・発音障害を起こす。
・よくかめない(咀嚼障害)。
・顎関節症を誘発する。
・顎変形症を誘発する。
・顔のかたち(顔貌)を悪くしてしまう。
・心理的コンプレックス(劣等感)の原因となる。
・他人に対する印象に不利となる。
など様々な弊害を引き起こす誘因となります。

●おもな不正咬合について●

開咬(かいこう)

奥歯を噛み合わせたとき、上下の前歯が閉じずに開いている状態で「オープンバイト」ともよばれます。 前歯が噛み合わないので、食べ物を噛み切ることが難しく、空気がもれて発音に影響することがあります。 リラックス状態で口が開いてしまいやすく、虫歯や口臭につながるドライマウスになりやすい点も心配です。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

一般的に「出っ歯」ともよばれる、上の前歯が大きく前に突き出している状態です。 出ているのは「前歯だけ」「歯列全体」もしくは「上顎ごと」などさまざまです。 原因もさまざまで、遺伝のほか、上下顎の成長のバランスのくずれや指しゃぶりなどが考えられます。 歯が邪魔をして唇が閉じずに開いてしまう状態が続くと、口呼吸になりやすく、ドライマウスが心配です。

反対咬合(はんたいこうごう)

「受け口」ともよばれる、下の歯が上の歯より前に出ている状態です。 下顎の過度の成長や上顎の成長不足など、「骨格に問題がある」または「上の歯が後方に傾斜している」ときに起こりやすい咬合です。 前歯でしっかり噛めないので、噛む力が弱くなったり、「サ行」が発音しづらかったりします。

正中離開(せいちゅうりかい)

「すきっ歯」ともよばれる、歯と歯の間にすき間がある状態です。 前歯の真ん中が空いているととても目立ちます。「顎に対して歯が小さい」「歯の本数が足りない」などの場合に 起こりやすくなります。 食べ物が挟まりやすかったり、息がもれたり、発音が不明瞭になりやすい歯並びです。

叢生(そうせい)

歯並びが凸凹にずれていたり、重なって生えていたりする状態で「乱ぐい歯」ともよばれます。 顎が歯に対して小さく、きれいに並ぶスペースが足りないと導かれやすい歯並びで、代表的な例が「八重歯」です。 汚れがたまりやすいので、虫歯や歯周病、そして口臭が心配です。

上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)

上下の歯列がともに前に突き出ている状態で、横顔のシルエットが特徴的です。 唇が閉じにくく、転倒したときなどに前歯が折れたり、唇が傷ついたりしやすくなります。

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